いとう建設工業株式会社 着工から完成まで

いとう建設工業 「呼吸する家」の着工から完成まで

日本中に「健康住宅」と言う名で造られている家が多く有りますが、はたして本物の健康住宅なのでしょうか?「健康住宅」とは私たちの健康をどう守ってくれるのでしょうか?

健康住宅とは?1年を通じて温度や湿度を一定に快適に保ち、化学物質など発生しない建材を使用し、部屋の空気を定期的に入れ替え化学物質のない、そしてにおいのない新鮮な空気を保つことのできる家だと私たちは思います。

夏はエアコンをフル回転し、湿度がさがり乾燥している家、食べたカレーの臭いがなかなか消えない家、犬や猫の臭いのする家、24時間換気システムでは、部屋の隅にある空気は入れ替わらないと言うデータもあります。このような家は健康住宅とは呼べません。

日本中に「健康住宅」と言う名で造られている家が多く有りますが、はたして本物の健康住宅なのか、偽物の健康住宅なのだろうか?
大手ハウスメーカーだから安心?TVCMをよく見るから安心?
と思いがちですが、我々プロから見て「健康住宅」と言う名で造られている大半が「健康住宅」とは程遠い
名前ばかりの「健康住宅」なのです。

私たち、いとう建設が各地の住宅会社の住宅を見学しいろいろな工法を勉強し試し、
やっと見つけ出した本物の「健康住宅」それは、土壁の原理を利用し自然の力で家自身が呼吸をする『呼吸する家』なのです。

部屋の壁の3分の2を透湿材で仕上げ、木の持つ優れた調湿能力を使い、1年中湿度を一定に保つ、洋服や家具などから発生する化学物質や室内のイヤな臭いも部屋の壁から排出する『呼吸する家』です。

24時間換気システムにたよった現在の日本の家づくりでは、湿度のコントロールができない事や、部屋の片隅の空気は入れ替わっていません。これが「健康住宅」でしょうか?簡単に「健康住宅」と言う言葉が使われすぎています。

※木の持つ調湿能力とは?

 湿度が多い時は、木は湿気を吸い込み、乾燥している時は木に含んだ水分を放出する。
 40坪の木造住宅の木材には2tもの調湿能力があります。


「健康住宅」「高断熱高気密住宅」を選択する場合、慎重にそしてお客様自身が勉強して選択して欲しいといつも思っています。
近い将来、日本の家づくりは、昔の土地壁の原理を利用し自然の力で春夏秋冬、湿度をコントロールして、イヤな臭いや化学物質を排出する、日本で生まれた高断熱高気密住宅の『呼吸する家』を基本とした家づくりに変わっていくと私たちは考えています。

是非、この「呼吸する家」を知って頂き、あなたの家づくりの参考にして下されば幸いです。

太田市の〇川さんのおうち 「呼吸する家」が完成するまで

 
設計施工:いとう建設工業株式会社
場所:群馬県太田市
構造:在来工法 木造2階建てガルバリウム葺
床面積: 1階 72.87m2
     2階 61.27m2
     延べ床面積 134.14m2(40.5坪)
施工面積:1階 74.53m2
     2階 74.51m2
     延べ施工面積 149.04m2(45.0坪)
    

1.地盤調査

『呼吸する家』の現場が始まりました。
敷地内の建物の解体、植木の伐採、敷地の盛土、整地など、基礎工事ができる状況になりましたらまずは地盤調査を行います。この調査は全ての新築現場で行われ地盤の強さを数値データにだし、もし地盤が弱いようでしたら地盤改良が必要となります。

  

1階建物の4隅を地盤調査します。

2.地鎮祭

地盤調査により地盤改良など必要のない場合、地鎮祭を行います。そして工事が始まります。
地鎮祭(じちんさい・とこ しずめ の まつり)は、新築工事を始める前に行う、その土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得ると言うものです。工事の無事を祈る儀式と認識されており、
安全祈願祭と呼ばれることもあります。
※地鎮祭の日程、地鎮祭に必要なもの、神主さんへのお礼(初穂料・お礼)など詳しくは、営業担当が、文にしてお施主様にお渡ししています。

  

玉串(たまぐし)のささげ方 を知ろう!
神前に玉串をささげます。玉串は、榊(さかき)の小枝にシデという紙片をつけたもので、神主さんが1本ずつ手渡ししてくれます。差し出されたら軽く一礼して、まずは右手で枝のもとのほうを持ち左手は葉のあたりを軽くささえて神前へ進みます。神前で深く一礼したのちに、玉串を右まわし(時計回り)にまわして枝もとを神前のほうに向け右手を上向きにして左手を添えながらそなえます。そうして二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼ともいう)します。

  

3.水盛り・基礎工事・水道工事

クイを打ち、測量機レベルを使い水平をだしヌキ板を打ちます。水盛りやり方(基礎の位置、基礎の高さの水平、角度などを決める)が完了し基礎工事が始まります。

  

ベタ基礎の基盤に砕石を入れ基礎ランマーで転圧(地盤を固める)し土間の湿気があがらないように土間シートを敷き、鉄筋を組んでいきます。

  

  

配筋が終了したら、厳しいJIO(日本住宅保証検査機構)の配筋検査を受けます。
合格したら枠を組み、コンクリートを打設していきます。

  

  

基礎の完成です。
基礎が完成したら、いよいよ家づくりの主役『大工さんの登場です!』

4.上棟

『大工さんの登場です!』
まずは、土台敷きです。土台の位置を決め、基礎から出ているアンカーボルト(基礎と土台を固定し、構造体と基礎を一体にする。構造体の移動、転倒を防ぐ役割)の穴を土台に開けます。

『呼吸する家』では基礎の内周面に『基礎シーラー』を貼り付けます。(外気の浸入を防ぐため)
写真では見づらいですが基礎天端の内側に黒いシーラーテープが張られています。
シーラーが張り終ったらベースプレートを取り付けバリアヘルスを取り付けます。

  

                       <ベースプレートの取り付け>

バリアヘルスを取り付けています。シーラーはバリアヘルスの所は切ります。
専門的な事なのでご興味にある方だけ読んでくださいね。

バリアヘルス・・・壁の中に起こる、コールドドラフトと上昇気流を止める制御装置。
         外気温を感知し、自動で開閉します。<呼吸する家のポイント>

バリアヘルスが付く所は、シーラーはあらかじめ切っておきます。
なぜ?バリアヘルスに取り付ける部分だけシーラーを切っておくかと言うのはベースプレートの隙間から入った外気の温度をバリアヘルスに内蔵された形状記憶合金が感知してバリアヘルスのスライド部分が開閉します。(温度を感知するため)

ベースプレート(茶色っぽい四角いもの)を柱の下になる部分及びアンカーボルトがある場所全てに並べます。このベースプレートは、厚さが数ミリあり、これで床のレベルを水平に調整します。

  

<バリアヘルスの取り付け>

基礎の内側には断熱材が張られます。

  

※コールドドラフト とは?
床と天井の温度差が5℃以上あると体が不快と感じる現象です。主に冬場などの寒い時期に、暖房等で暖まった室内に於いて外気温に近い窓ガラス付近で急激に空気が冷却され、足元が寒い状態のことです。

※いとう建設では、土台にヒバ材を使用しています。ヒバ土台は、腐りにくく白蟻にも強くヒバ土台を使う事によって、人に決して良くない白蟻駆除材は使用しなくて良い事になっています。
それだけヒバ土台は強く評価されています。

給水工事、給湯工事、排水工事の内部配管も終了しています。
土台を敷き終わったら、床下断熱材を入れ込みます。

いとう建設では床下断熱材にスタイロフォームを採用しています。
スタイロフォームは、■熱を伝えにくく■水を吸収しない■優れた断熱性能がある■変形しない■軽い
などの特徴を持っています。

  

床下断熱材は隙間が無いようにコーキングで目留をします。
床下断熱材が組み込まれたら、次は床下地の厚い構造用合板を張りつめます。この構造用合板は
2階床にも採用しています。

いとう建設では『剛床工法』(ごうしょうこうほう)を採用しています。

剛床工法とは、根太を使わず床下地合板の厚みを厚くして、直接土台、梁材に打ち付ける床組みで、根太工法に比べ、床面と構造材が一体となり地震や台風時に発生する水平力に対して凄く強く地震対策となります。
『剛床工法』は根太レス工法とも言います。

土台にも空気が流れるようにスリットが入っています。

  

上棟前に先行足場を組んでいきます。この足場工事は、工事中の安全確保に必要な工程です。

いよいよ、待ちに待った 上棟が始まりました。
※上棟式
棟上げ(むねあげ)、建前(たてまえ)、建舞(たてまい)ともいいます。
上棟式とは、建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、無事、建物が完成することを祈願する儀式です。

  

天気のいい上棟式が一番いいですが、雨の日の上棟も昔から「降り込み」と言って、「幸せを降り込む」とか、「福を招き入れる」と言い伝えがあり、大変縁起がよいと言われています。
雪の日は?数年に一度経験しますが、雪が降ると大工さんは降参です。
雪が梁や構造体につもり、危なくて作業ができません。雪が多く降ると上棟を中止しますが、その日が凄くいい日でどうしても上棟をしたいと言う事になれば、上棟のはじめに一番で建てる柱「いの一番」の柱を立て、そこに幣束(へいそく)を建て上棟とする、と言うやりかたも有ります。ご相談ください。

幣束(へいそく)一般的には下記の写真を上棟につかう上棟セット・へいそく、と言っていますが、へいそくは下記の写真の左右にある紙でできたギザギザなものを言うようです。

  

待望の上棟が始まっています。

  

  

  

無事に家で一番『高い棟』があがり上棟が終わりました。
いとう建設の上棟は、『棟』をあげて終わりではなく、すぐに屋根工事に入れるように屋根野地まで完了する事を約束事にしています。それは上棟が危険な高所作業だと言う事と1日でも早く屋根工事を行い雨などに対処しようと言う考えです。
『棟』があがっただけの上棟では、その次の日から大工さんが危険な高所作業を数日行なう事になってしまいます。上棟日の職人さんが多い時に屋根野地板まで完了すれば、危険な作業も少なくなり、また屋根工事も早々に始まります。
「大きな家」や「呼吸する家」では2日かけ上棟を行います。

作業終了後、上棟式が始まります。上棟に携わった職人さんや、いとう建設の協力会社の人たちが集まり上棟式が始まります。

  

  

営業担当者、岡部専務がお施主さんへ感謝の言葉やいとう建設の誓いの言葉、家づくりなどをのべます。
その後、参加した協力会社のみなさんからお施主様へ名刺をお渡ししご挨拶を行います。

  

お施主様がへいそくに向かって二礼二拍手一礼を行います。
営業担当者、現場監督、基礎担当上棟担当のかしら(頭)も二礼二拍手一礼を行います。

『喜びの札』に家族の想いを書き、柱に打ちつけます。
後日、「へいそく」と「喜びの札」は、この家で一番高い『棟』に取付けされます。

  

上棟おめでとうございました。
全員で乾杯!記念写真をパチリ!

  

5.屋根工事・木工事

ガルバリウム葺きが始まりました。

  

  

ベランダの防水工事も始まりました。
防水は、ヒビや割れに強いFRP防水です。

  

木工事も着々と進んでいます。

  

2階の床は構造用合板の厚い板の上に、遮音性を高めるためにコンビボードが貼られ
その上にフロアーが貼られます。(3重構造)

  

  

外壁のサッシが入り、床、壁が貼られると、外では外壁工事が始まり、内部ではユニットバスの工事やシステムキッチンの工事も始まります。

  

外壁サイディングの下張には、筋交よりも強度のあるダイケンのダイライトという構造用合板を貼ります。これは内側の断熱材と一体パネル(いとう建設独自に製作)にする事によって、より気密性・断熱性を高めています。。そして呼吸をする家の特徴でもある、壁内の通気層を室内側へしっかり設ける目的もあり、この構造用合板を使用しています。

※地震や火災に強いダイケンのダイライトとは?
防腐・防蟻性に優れ、寸法安定性・透湿性にも優れ、外壁通気構法の効果をより高める下地材です。また軽量ながら構造用合板(特類)と同レベルの強度を誇るとともに、防火性が高い。

  

『呼吸する家』の仕組み

もっともっと詳しくは知りたい方は『呼吸する家の解説編』ご覧ください。

「呼吸する家の解説編」はコチラへ

床下から入った熱い空気や部屋のイヤな臭いを壁から透過させる為にいろいろな工夫がなされています。
(空気が流れる仕組み)

床下の空気や家の各所の空気、各隅々の壁の中の空気がある一定の所で止まらず、よどまず流れ一番高い屋根にある「屋根換気扇」に行くように数々の工夫がなされています。

  

フローリングと床断材との間に空気層をもうけています。尚且つ土台にスリットを入れ
通気口をもうけ空気の流れを作っています。
間柱にも通気口の穴を開けます。

  

2階梁にも通気口を作ります。窓台下にも通気穴を作ります。

  

屋根下には、遮熱シートを張り屋根からの熱を遮熱し、断熱材を貼ります。
部屋にはアンダーヘルス(部屋の空気をここからも給排出します)

  

屋根の一番高い所にはハットヘルスを取り付けます。
※片屋根の場合は、ハットヘルスの代わりにサイドヘルスを外壁の一番高い位置に取り付けます。

天井裏まで来た暑い空気や化学物質、部屋のイヤな臭いをハットヘルス(サイドヘルス)から排出します。

  

基礎に取り付けるアンダーヘルス、寒い時は窓を閉じ温かい時は窓が開くように外の温度を自動感知し作動します。

※基礎に取り付ける『アンダーヘルス』・土台の内部に取り付ける『バリアヘルス』・屋根の一番上に取り付ける『ハットヘルス』『サイドヘルス』は熱感知式形状合金でできていて外の空気が17℃~23℃になると自動開閉します。
※熱感知式形状合金はチタンとニッケルの合金で、10万回の可動耐久試験をクリアーしています。

外部では遮熱シートが張られ、通気胴縁(つうきどうぶち)が打ち付けられています。

通気胴縁とは?
木造住宅の外壁下地に通気胴縁を打ちつけることにより、夏、外壁で暖められた空気が胴縁の欠けている部分から壁体内を通気し屋根裏まで熱い空気を運びます。通気胴縁を使用する事によって、通気工法となり通気性が高まり、住宅の寿命を縮める結露を防ぎ、またカビやダニの発生を防ぎます。

外壁サイディング工事が始まりました。

  

  

外壁の左官工事も始まっています。

  

板金屋さんが破風板(はふいた・横樋が付くところ)のガルバリウム鋼板を貼ります。
外壁屋さんの工事が終わると今度は、樋工事を行います。

  

ガルバリウム 鋼板とは、アルミと亜鉛で鉄を守ることにより生まれた耐久性に優れた鋼板です。
ガルバリウム 鋼板は、なによりもその優れた耐食性。使用環境により、通常の溶融亜鉛メッキ鋼板(通称トタン板)の3~6倍の耐久性を持つことから住宅、店舗、工場などに使われています。

ユニットバスの工事も始まりました。

  

システムキッチンの工事も始まっています。

  

建具も入りました。もうすぐ、木工事が完成します。

  

木工事が完了すると『社内検査』を行います。

  

6.仕上げ工事

木工事が終了すると、ぞくぞくと職人さんや協力会社が仕上げに現場に来ます。
塗装屋さん、内装屋さん、外部では足場が外され外部給排水やエコ給湯、浄化槽などの工事が始まります。
塗装屋さん、内装屋さんの工事が完了すると電気屋さんが照明の器具の取り付けが始まり、カーテン工事も始まります。

  

 <内装工事・クロスの下地パテ処理>      <クロスを施工しています>

  

<分電盤や照明器具も取付けが始まりました。>

  

<ブラインドの取り付け、カーテン工事が行われています。>

  

<玄関のタイル工事も始まっています>

  

  <基礎の化粧の刷毛引き工事>      <勝手口の土間も仕上げ塗りです>

  

外部給排水工事も急ピッチで進められています。

もうすぐ完成です。
『社内完成検査』が行われます。

  

完成しました。「完成おめでとうございます!」

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相談から契約、引渡しまでのステップ
いとう建設の営業方針・接客の仕方
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JIOの雨漏り防止検査の実施

1.地盤調査 2.地鎮祭 3.水盛り・基礎工事・水道工事 4.上棟 5.屋根工事・木工事 6.仕上げ工事


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